TYRI、2023年のINTELLilight®の売上見通しを2 倍に拡大 ➖ 需要に応えるため、全工場で製造開 始へ
重機械用作業灯の世界的リーダーであるTYRIは2023年の業績とINTELLilight®の世界展開にたいへん明るい見通しを持っていました。しかし現在はまだ4月であることを鑑み、通期の売上見通しを2倍に上方修正することとしました。現在はスウェーデンの工場がINTELLilight®を製造していますが、その製造規模も拡大し、できるだけ早い段階で英国および米国の工場でも製造を開始する予定です。
TYPIの創業者の1人でCEOを務めるMartin Karlbergは次のように述べています。
「INTELLilight®は国際市場で非常に高い評価を受けています。KomatsuやDOLL、Soilmecといった大手機械メーカーからも注文をいただいています。7年にわたるINTELLilight®の開発では、多くの機械メーカーと密接に連携してきました。そのためこの新しい作業灯システムに大きな魅力があることは早い段階からわかっていました。しかしその需要がこれほどまでに早く大きく膨らむとは思ってもいませんでした。製造については予想値を高く設定し、スウェーデンの工場にもリソースを配分していましたが、すでにその予想値を更新し、英国および米国での製造計画も変更する必要性に迫られています」
すでに世界的な機械メーカー数社とINTELLilight®の長期契約を締結しており、INTELLilight®のテスト段階にあるメーカーも20社以上に及んでいます。このことからも、INTELLilight®への市場の関心の高さが伺えます。
製造量を増やし、より多くの製品を迅速に市場に提供することについて、Martin Karlbergは確かな自信を持っています。
「資材と技術コンポーネントの確保については、他の企業と同様、当社も厳しい状況にありますが、私たちはサプライヤーと非常に良好な関係を築いており、必要な資材を確保するため、そうしたサプライヤーと常に連絡を取り合っています。繁忙期には納品に少し時間がかかることがあるかもしれませんが、それを踏まえて在庫を確保することで、今年はINTELLilight®の製造を倍増させる必要があるものの、需要にはしっかり応えられると確信しています」
INTELLilight®の最初のバージョンへの需要が拡大している現状を踏まえ、この作業灯システムの研究開発は現在も精力的に続けられています。これまでもすでに大きく前進してきましたが、発展の余地はまだまだあると、TYRIの研究開発部門でグローバルヘッドを務めるChristian Wadellは述べています。
「私たちはINTELLilight®の開発に全力投球しており、今後も新しいお知らせができるものと楽しみにしています。私たちは早い段階からINTELLilight®を将来に対応したものにしていたため、ソフトウェアのアップグレードを行っても以前のシステムとの互換性は保たれます。したがって、INTELLilight®では、システム全体を変更することなくアップグレードを実施することができると考えていただいて良いでしょう」
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